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2011年Q1 中国BtoC市場シェア

易観の発表によると、2011年第1四半期、中国のB2C小売市場の取引は470.7億元に達した。

2011年Q1 中国BtoC市場シェア イメージ

 2011年Q1 中国BtoC市場シェア(出展:易観国際)

例年と同様に、Q1は季節(春節)の影響を受け、対前四半期と比較して取引額が多少減少する。Taobao商城の売上シェアは、前四半期に対して僅かながら減少しているが、未だに30%以上のシェアを保持している。アパレル関連は季節の影響が大きく現れているのに対し、3C産品はQ1においても僅かな成長を維持した。BtoC取引の中でも3C商品を扱う京東、Newegg、蘇寧易購、等がシェアを伸ばしている。

<3C商品:Computer,Camera,Communication=パソコン関連、デジタルカメラ、携帯電話>

何処で買っても品質が変わらない商品は、当然ながらネット販売で一番買い易い商品である。このカテゴリに後発で乗り込んでいくためには、他を圧倒するアイデアが必要となる。今後の中国も益々ユーザのニーズが多様化してくると思われる。いかにニッチな市場を探すかが成功の近道だと思われる

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IMC 上海

董事長:福澤信幸
平成元年 株式会社テプコシステムズに入社し原子力チームに配属される。
平成8年 PCサーバ製造販売会社「株式会社ネット工房」を設立。
平成17年 中国の将来に夢を託し、上海での生活を開始する。5年間IT企業の総経理を務める。
平成22年8月 IMC上海を設立